LabView講習会

近年は、プログラミング言語もいろいろと変わってきました。以前は、0と1を一生懸命組み合わせていましたが、最近では、ブロックを組み合わせるように、マウスで四角や三角と線をつないだりするだけで出来てしまいます。

さて、みなさんプログラムって何に使いますか?

ゲームとかですか?それもあるかもしれませんが、実は一番使われる用途は今まで人がやっていたことをコンピュータにさせたい。そんなときによく使われるのです。

計測器の前で、メータの値を読みボリュームを調整する。そんな作業をコンピュータで行なえれば大変便利です。

実は、読み取ったデータを何らかの加工を行いそれに応じた出力を行なう。こういった処理がもっともよく使われるプログラミングの用途です。このようなプログラムをデータフロープログラミングと呼びます。今回は研修会でデータフロー型のプログラミング言語であるLABVIEWを勉強しました。

学内から、先生や学生さん総勢11名の参加となりました。

自動計測・測定システムが実験や研究分野で求められています。測定対象や用途は様々ですが、統合計測開発環境であるLabViewを用いることで、専用の計測システムを簡単に開発することが出来ます。GUIを用いたグラフィカルなプログラミングによる計測システムの構築手法であるLabViewは世界標準となりつつあります。

LabViewの開発元であるナショナルインスツルメンス社より孫氏をお迎えして、研修会が開かれました。はじめはかんたんな、足し算引き算をやるプログラムをLabviewを使って作成する基本的な話から、だんだんと計測器をシステムにとりいれ、読み取ったデータから出力を決めLEDを点灯させたり、音楽をフィルタリングしたりと。

朝から夕方までのハードな研修会ですが、参加者はみな休み時間も席を離れようとせず真剣に取り組んでいました。大変充実した研修会となりました。