通信工学
専門/5年生/前期・後期

テレビやラジオそして携帯電話ではどうやって音や画像を送っているんだろう?実際には電波を使って、音や画像を送っています。この授業を受けると電波で音楽や写真のデータを送る方法がわかるようになるよ。


電気回路I
専門/3年生/通年

発電所から、皆さんの家に電気が届く。当たり前ですが、電気はもっとも身近な科学分野です。

3年生では、電気の電圧や電流を変換する変圧器について学習します。そして、電気回路を式を立てて表現および解析する方法を学びます。

(ポイント)今から200年近く前に発見された法則が今の科学技術に使われているのです。大変興味深いです。


学生実験「LEGO」
実験/3年/前期

ブロックを組み合わせてロボットの機構部分を作成し、そしてプログラミングによってその動作を制御します。ロボットの制御には、外部の状態を知る必要があります。センサーと呼ばれる赤外線や音そして触覚センサーの入力から、モータ(右、左)を動かす指令を出して様々な課題をクリアせよ!(ポイント)え、こんな楽しくていいの?やってみるとはまります。時間を忘れてプログラミングに没頭しちゃう子も。。。


学生実験「OPAMP」
実験/4年/前期

音楽とか好きですか?自分でイヤホン用のアンプとか作ってみたくはないですか?一昔前は真空管やトランジスターを組み合わせて作っていましたが、最近はOPAMPという大変便利なICがあります。

OPAMPを用いたフィルター回路や増幅回路を作成します。また、その回路の性能を測定器を使って測定します。コンピュータを電気回路を一体化させた、最先端の測定方法を用いた測定や測定器の値やレンジを変えながら地道にそして正確に測っていく測定を行います。

(ポイント)電源ノイズを取るためのにコンデンサーを入れたり、配線を見直したり、自分の作った回路が良い性能を示した時はやったーって感じです。


応用プログラミングI
専門/4年生/前期

皆さんの身の回りにある電化製品のほとんどにはCPUが内蔵されプログラミングにより制御されているものがほとんどです。

これを組込み製品と呼びます。日本はこの分野で大変優れた技術を持っています。この授業では、単なるプログラミングではなく、人や外部機器との間をつなぐ組込み機器用のプログラミングを学びます。

(ポイント)自分で作ったプログラミングで、LEDが光ったりものが動くのは大変楽しいものです。自分ではとてもできないと思っていませんか?そんなことありません。やってみると意外と簡単ですよ。


応用プログラミングⅡ
講義/5年/後期

携帯電話のアプリや様々なゲーム等、とても高度に見えるプログラミングも実は、すでに作られていたパーツを組み合わせてるというものがほとんどです。このようなプログラミングを開発するためオブジェクト指向プログラミングについて学びます。C++と呼ばれる言語を用いてパソコン上で動くアプリケーションプログラムを作ってみましょう。

(ポイント)プログラム開発のための、基礎を学びます。今後の実験や研究そして仕事にも応用が利きます。

 


基礎情報処理
講義/1年/通年

初めて高専に入って戸惑うことも多いと思います。まず、学内中で使える無線LANネットワークに接続して、メールアカウントを設定して。Microsoftのアカウントを登録、ポートで表計算ソフトそしてワープロソフトを活用して、、、もう訳わかめ!高度に情報化された環境の中で大切なのはなに?どうやれば正しく有益に活用できるのっ! そんなあなたをサポートします。情報化社会を生き抜くための基礎となるリテラシ教育の科目です。2020年は授業が遠隔で行われたりと情報化が進んでいます。TEAMSを使いこなすことがカギとなります。TEAMSを使いにあたって多要素認証を使いこなし、さらには自分のPCで授業や実験を受けたりするBYODが進んでいくのでそれにも対応しないといけません。基礎情報処理はそんなみんなをサポートする知識を情報処理センターで行います。


電気量測定の基礎
実験/2年/前期

< 目的>
電気実験の基礎として、電圧・電流の測定法を学ぶ。
<内容>
オームの法則、抵抗の合成、重ねの理、テブナンの定理を通して
理論値と実測値を求める。
自分で回路を組み、各ポイントの電圧・電流の変化を測定する。
電源や電圧・電流計、デジタルマルチメータを使ってみる。
計算値と実際の測定値はどの位違うのか、または同じかどうか。
難しい回路を組んだり、測定が出来る様になるための訓練の1つ。

 


アナログ回路の設計
実験/4年/前期

< 目的>
トランジスタ・FETを用いた増幅回路を構成し、
動作原理や特性を学び理解する。

<内容>
トランジスタやFETは、電子回路を構成する重要な素子である。
トランジスタの静特性やhパラメータについて
規格表に載っている特性を実際に測定してみる。
2段増幅回路を計算により設計する。
設計した回路をシミュレータを用いて解析する。
実際に素子を用いて回路を作製する。
作製した回路について特性を実測して評価する。
6週の大テーマを通して、回路設計や繊細な測定の
テクニックを身に付けて行く。

 


電動機の制御
実験/5年/前期

< 目的>
電動機の制御について実習し、その特徴や特性を理解する。

<内容>
直流電動機と誘導電動機について、各制御方法と諸特性を学ぶ。
直流電動機では無負荷・負荷特性を実際に測定する。
また直流発電機についても試験を行う。
日常では扱う機会の少ない2kWクラスの電動機を扱う。
誘導電動機では周波数制御や速度トルク特性について理解を深める。
電気エネルギーを機械エネルギーに変換してくれる
ありがたい電動機についての実験。

 


プログラミング
講義/2年/通年

プログラムの勉強をします。人は昔から少しでも楽をしようと思ってしまう生き物なのかもしれません。面倒なことは、コンピュータに任せて手早く効率よく作業をさせたいですよね。そのためには、プログラミングを行うことが必要です。2年生ではC言語を学びます。QUREOを使ったグラフィカルなプログラミングも体験してみましょう。プログラミング苦手とか嫌いとかなくなりますよ。開発環境の導入から行いますので、自分でPCを持っていると家でで学習が進みます。長岡高専で推進しているBYODの恩恵が最も大きい科目です。


電気回路Ⅱ
講義/4年/通年

抵抗、コイル、コンデンサをつないだ回路のスイッチを入れたときから、まばたきをする間のような時間に起こる現象について勉強します。

Ldi/dt + Ri = E

こんな難しそうな式が出てくるけれど大丈夫、電気科4年になればバッチリわかるようになるよ。

 


電気電子工学基礎
講義/1年/通年

 電気工学を初めて学ぶ学生を対象に、クーロンの法則による雷発生のメカニズ
ム、ファラデーの
電磁誘導法則による発電など代表的な現象について、易しく、でも、高専らしく
結構本格的に、学習
しています。

 


電気電子理論2
講義/3年/通年

アンペアの法則、フレミングの左手の法則など、中学生でも馴染みの電磁気現
象について、
微分・積分などの高等数学を使用して、学習します。

 


デジタル信号処理
講義/4年/通年

音声などの信号を分析したり、合成したりするための基礎を学習します。数学
の学力が必要ですね!

 


光波工学A、B
講義/5年/前期・後期

皆さんの携帯電話からは、目に見えませんが電磁波電波とも言いますが放射されて通信が行われています。 この科目では、この電磁波について学びます。 高専の最上級学年ですので、或いは大学院レベルの講義をしています。 難しい内容ですが、分りやすく工夫して授業をしています。


発光ダイオードを用いた光通信
実験/2年/前期

光電話はもちろんのこと、一見すると電波だけで通信しているように思われて
いる携帯電話やスマートフォンも、その電波を中継する基地局間は光ファイバー
を用いた光通信によって支えられています。本実習では、①音声を光に変換、②光
ファイバーに載せて送信、③受信した光を音声に戻す、といった一連の流れを体
験してもらいます。実験回路は、電子ブロックを使って組み立ててもらいますか
ら、ハンダが苦手な子も安心して参加してね♪


パワーエレクトロニクス
講義/4年/通年

今日の優秀なエレクトロニクス技術はパソコンだけではありません。ハイブリッド車
や電気自動車などは効率の高さでその粋を極めておりますネ。その動力源に使われて
いるモータはどのようなものでしょう?その動力源を駆動するエレクトロニクス技術
はどうなっているでしょう?この講義で謎解きをします。

 


電力システム工学
講義/4年/通年

現在の私たちが使っている電気は大きく分けて発電・送電・配電のシステムを通して
電気を受け取っています。この講義ではこれらのうち主に送電・配電のシステムを中
心に‘なぜ送電に高い電圧を使うのか’‘送電鉄塔はどうなっているの’‘電柱で使
われている技術’から始まり一番重要な‘送電・配電での事故はどのように保護する
か’などを扱うよ。

 


空気中における放電現象
実験/4年/後期

高い電圧を発生させ‘放電’という現象を観察してみます。写真のような衝撃電圧発
生装置で最大200,000ボルトの電圧を発生させると空気中で大きな音とともに放電し
ます。これを観察します。(ちょっと胆を冷やします。)それと電気の危険(感電)
を防止するため実験者同志が協力しあうことの重要さを勉強します。

 


卒業研究
開講時期 第5学年

各研究室に配属され、研究室指導教官のもとで課題テーマの自主的研究を行います

(ポイント) あなたは、どこの学校の何学科に入って何を勉強したいですか?

それは卒業研究で何を行うかにかかっているかもしれません。自分のやりたいこと、研究したいことを探すため研究室を選ぶべきです。


電子計算機
講義/3年/通年

車や家電製品、自動販売機などを動かすためには論理回
路と呼ばれる回路が必要になります。その基本的な動作を学ぶことができます。


物理学実験

高専でも物理の色々な現象を学びます。それを実験を通
して理解していきます。重力加速度や空気抵抗の測定な
ど面白い実験です。


科学技術英語Ⅰ,Ⅱ

日本の技術は世界一。と言うことは、やっぱり英語も必 要になってきます。科学技術英語の授業では電気電子工 学の分野の英語を学べます!


ものづくり技術実習Ⅱ
実験/2年/前期後期

ものづくり技術実習2では、マイコンボードG-SAKURAを使ってプログラミングの学習を行います。LEDをつけたり、スイッチを押すとブザーが鳴ったり、そして最後の発表会では自分のアイデアを形にします。また、この実験ではレポートの作成技術について学びます。みなさん、プログラミングって知ってますよね。レポートをプログラミングのように書くことができます。TeXを使った文章作成を行います。「ええー、なにそれーむすかしくなーい」と思うかもしれませんが、便利さときちんと形式を合わせた書類を作る方法を学ぶことができます。また、自分が作った文章が整形されて表示されるというのは、プログラミングの工程に似ているのでプログラミングが苦手な人も、これを機に楽しくなるかもしれません。


ものづくり技術実習Ⅰ
実習/1年/前期

工学の原点である「ものづくり」をとおして電気電子工学について体験しながら学びます。はんだゴテを使って、テスターの作成を行います。自分で使う道具を自分で作るのは楽しいですね。電圧や電流の測り方、内部抵抗や計測の仕組みなどを実践的に学びます。また、太陽電池の仕組みやカルノーサイクルなど科学の体験を通して君の知的好奇心を刺激しちゃってください!


電気電子工学基礎
実習/1年/通年

電気は現代の私たちの生活に欠くことのできないものの一つですよね。その電気には交流と直流があります。 直流というのは時間とともに電圧の変化が少なく、極性がプラスとマイナスで反転しないものを言います。乾電池のようなものは直流です。 交流というのは、各家庭のコンセントから出てくるのは交流です。時間とともに電圧の値と、極性が変化します。新潟は50Hzは主流だけど 60Hzのところもある、レアな県ですよ。50Hzとはつまり一秒間に50回、プラスとマイナスが変わるということです。 私たちの、身近で使われている電気はですが、最近は電気自動車など直流も多くなってきましたが、 やはりまだまだ交流の電気が多くつかわれています。 この科目では、電気の交流の働きを直流を基礎として理解していきます。


基礎電気回路
講義/2年/通年

電気回路の授業の2年目です。だんだんと電気の奥深い内容に入っていく授業です。コンデンサーや抵抗やコイル、これって微分や積分と同じことをしているんだねーというのが高学年になってくるとわかると思います。さて、これを学んだことを、使わないとそれは机上の空論で終わってしまいますよね。学ぶモチベーションも上がりません。基礎電気回路をまなべば、電気工事士という国家資格にチャレンジするベースができてきています。電気電子システム工学科では、学生実験室を使って電気工事士を取得するための実技の練習を行ったりしています。基礎電気回路をしっかり勉強して電気工事士にチャレンジしましょう!


電気数学
講義/2年/通年

この科目は、電気電子工学の基礎となる数学や電気回路に関する問題の解説と各自の演習を行う科目です。 授業で先生の話を聞くのもいいけれど、やはり自分でといてみて考えてみることが大切です。 高専の数学という、高専生御用達の問題集を使って問題を解いていきます。担当する先生によって違いますが、 グループで学習してみたり、あるいは前に出てきて問題を解いてみたりします。予習をしっかりしておくと先生にあてられた時に しっかりと回答ができてかっこいい!ですね。


デジタル回路
講義/2年/後期

コンピュータの中身ってどうなっているのかな?そんな疑問を解決してくれる講義です。AND回路やNAND回路が組み合わさるといろいろなことができます。昔の人はよくこんなこと思いついたなーと感心してしまいます。いつも使っているスマートホン、その中にCPUが入っていて、プログラムで制御できますが、その制御はデジタル回路で行われている。簡単な加算器についても学び、学生実験で回路として実装、知識と実技が一緒になって学びが進むこと間違いなし!


電気電子システム工学実験Ⅰ 交流回路
講義/3年/通年①

授業で学んだことを、 実際に手を動かして体験することによりより学びを深めます。 「テーマ:交流回路の基礎」では、電気回路で学んだ抵抗コンデンサーコイルで回路を作成し、交流電圧を掛けその動作を測定します。 数式より求められる理論値と実際に測定した測定値とが一致しているかな?一致していないなら、 何が問題なのかな?定量的に論理的に考えてみましょう。

 


電気電子システム工学実験Ⅰ LEGO
講義/3年/通年②

2年生から学んでいるプログラミングを使ってLEGOロボットを制御するプログラムを作ってみましょう。 センサーからの値を読み取って、ロボットに判断させて行動させます。 PID制御なんかつかっちゃって、自動走行ロボットを作成します。 いろいろチューンナップして、みんなでコースを競争させてみましょう!誰のが一番かな? わくわくどきどきの実験です。


電気電子システム工学実験Ⅰ レポート作成技術
講義/3年/通年③

TeXは卒業論文や学生実験レポート等で活躍します。実験で計測したデータをグラフ化して報告書に張り付けて、はいっおしまい。ではありません、グラフから読み取れることを書いて考察しないといけません。文章作成のツールを使いつつ、レポートの作成技術について学びます。TeX環境はクラウドでも可能ですし、自分のPCでも構築可能です。こういった技術が学べるのは貴重かも。。

 


電気電子システム工学実験Ⅰ デジタル回路
講義/3年/通年④

ちょっと懐かしい論理ICの74シリーズのICを使って、カウンター回路やNAND、AND、NOT、フリップフロップなんかを作ってみます。授業でやった理論を実験で実装してみます。授業では教わらなかったアナログ的な特性なんかについて実験的に検証できます。アナログもデジタルも両方大切なんだなーと身に染みてちゃってください。


電気電子システム工学実験Ⅰ 組込応用
講義/3年/通年⑤

みなさん、マシン語って知っていますか? C言語は既に学んできているので、プログラミングの基礎は習得していると思います。そしてコンピュータは1と0で動いていると習ったと思います。 でも、本当ですか?と疑問に思っているのではないでしょうか?「本当です!」。それでプログラミングなんか組めるのぉ~? 「組めるんです!」アセンブラ言語からマシン語に変換してスイッチをON、OFFしながらプログラミングを組んでみましょう。


電気回路演習
講義/3年/通年

電気回路を授業で学んではいるけれども、実際に問題を解いてみたりしないと身につかないものです。これの授業では演習を主体として授業で習った理論等を身についていきます。電気回路の問題を解いて思うこと・・・数学って大切なんだな。


電子回路Ⅰ
講義/3年/通年

みなさん電子工作って好きですか?半田ごてを使って、結線したり電気回路を作ったりした経験はありませんか?私はあります。音楽が好きだったのでヘッドホンアンプなんかを作ったことがあります。音楽をスピーカやイヤホンから再生したりするには増幅器を使います。増幅器の中に入っているのがトランジスターです。科学技術の発展の裏にトランジスタあり、皆さんにはぜひ知っておいてほしい知識です。


基礎電磁気学
講義/3年/通年

下敷きをこすって頭の上にに掲げると髪の毛が引き寄せられます。静電気の作用ですね。磁石には鉄が引き寄せられます。磁気の作用です。携帯電話は無線で遠くまで通信ができます。電波の作用です。実は空間には電気と磁気が相互に組み合わさって電磁界を形作っています。これが私たちの生活のありとあらゆるところで使われています。電気を学ぶ上でとても大切な分野です。基礎科目なので大学での入試などにも使われますのでしっかりと学んで身に着けていきましょう。


電気電子理論演習
講義/3年/通年

電気を学ぶに大切なのは数学です。微分・積分って日常生活の何に使うの?と思っているあなた!大きな間違いです。「今日、消火器を見かけましたか?」どう答えますか?「今日は消火器を見かけなかった。」と答えますか?そんなことはないはずです。設備では消防法により義務付けられ目に付くところあるはず。普段から探していないと見つからないのです!。数学は世の中のあらゆるところ使われています。数学をしっかりと身に着けていただきます!


フーリエ解析
専門/5年生/前期

古代の人が考えたフーリエ解析を現代の学生が学びます。