タイガー計算機
1号館2Fの学生ホールには電気電子システム工学科で行っている実験や組込み実習教材等最新のテクノロジーから、逆に今となっては大変珍しい機械式計算機など様々展示されています。
今日はタイガー計算機を紹介します。。
今では計算機は、携帯電話の一機能であったり、WidowsやMac等パソコンのOSに当然のように付属しており、大金をだして購入するというものではありません。しかし、真空管はおろか半導体技術やコンピュータ技術がなかった時代、高度な計算を行うためには機械式の計算機しかありませんでした。調べて見ると機械式計算機は1920年から1970頃まで製造販売されていました。販売当初の値段は1920年で約500円だったそうです。その当時小中学校の先生の給料が50円という時代なので、今の価値にして約300万円のお値段です。軍やゼネコンなど大企業で購入されたそうです。その後、日本の経済もどんどん成長していき、ものの値段も上がりましたが賃金も上がっていきます。機械式計算機の発売された最後の年、1970年では約35000円で販売されていたそうです。今の価値にして25万円程度でしょうか。。。性能の良いパソコンを買うような感じでしょうか。。。。機械式計算機計算機歯車などの機械要素の組み合わせにより演算を行う計算機。趣があります。ぜひ、電気電子システム工学科1号館2階学生ホールに見に来てください。