学外実習報告会が開催されました

専攻科電子機械システム工学科1年生の「学外実習」報告会が開催されました。

専攻科1年全員22名が今年の夏に長岡市内を始め日本国内の企業や、大学、そして海外の企業や大学に訪問し2週間の学外実習を経験し学んだことを報告しました。

企業実習先は学校に来ている公募から選ぶ場合もありますが、企業が独自に公募している研修、高専機構や長岡高専独自で募集している海外での研修等から選ぶことができます。行き先も長岡市内の企業や、長岡技術科学大学、ツガミやユニオンツールなどを始め、イギリスのエジンバラやアジアのタイにあるタイ日工業大学での実習など様々です。学んだことや実習内容は様々ですが、「是非、いってみたほうが良い」という意見は参加者全員一致していました。

特に、海外での研修に参加した学生からは、海外での文化の違いや海外で働くとはどういうことなのかを現地で働く日本人エンジニアから話を聞け大変良い経験となったとのことです。また、国内企業で研修を行った学生は、実際の業務に近いところを体験させていただたりと大変貴重な経験の報告もありました。

業務以外にも、電話の受け方や手紙や礼状の書き方等、社会人としてのマナーを教えていただけたこともあり、将来において大変ためになる経験であることが報告されました。

珍しいところでは、関越トンネルでのナトリウム等の点検や交換、海外拠点での論文読み、24時間サポートのデータセンター、実際に納品された機器の組立て、水道局や道路などのインフラ整備、会社で行われる恒例新人研修である社内ウォッチング経験、クッキーつくり(クッキーを作成する機械や3DCADの作成)等・・・・ありました。

製造会社としての責任や、みんなの暮らしを守る責任など学生気分でいたら一週間も持たないような大変緊張感のある現場での経験した学生もいました。また、貴重なメッセージをいただいたところもありました。「できる人とは、この先にある5つのことを考える人。負けないこと、あきらめないこと、投げ出さないこと・・・・」。企業以外にも、海外の学生とチームを作りコンテストに参加した学生や、お菓子作りに参加した学生など、学内では学べないいろいろな経験が報告されました。