スマホアプリ発表会&アイデアソンへの参加

新潟国際情報大学中央キャンパスにて12月13日(土)に総務省 信越総合通信局の開催でスマホアプリ発表会およびアイデアソンが開催されました。

電気電子システム工学科 音響工学研究室の学生3名が参加し、発表を行いました。

スマホアプリ発表会?とは何か。これは、総務省の信越総合通信局が主体となり、信越地区の情報通信産業の発展や活性化を目的としてアンドロイド開発研修会を開催していました。研修会では長岡科学技術大学の山崎先生と山本先生が、地域の情報通信系の企業や興味のある学生に向けアンドロイドアプリケーションの開発研修会を開催しており、そのアウトプットの場として、このような発表会を開催したという経緯があります。かれこれ今回が第一回目の開催となったそうです。

さて、電気電子システム工学科では、とくにアンドロイド開発の授業を行っているわけではありません。研究室としてはアンドロイドアプリの開発は研究のメインではありませんが、ツールの一つとして活用していたりします。今回は、学生海外派遣研修で用いているアンドロイドアプリを用いたライントレースロボットの紹介と、国際交流への活用例、工学系の勉強で難しいと思われる概念をスマートホンアプリで理解を促進させる工学系教育アプリの提案を行いました。。

また、企業側からは3企業から開発事例の紹介がありました。

1.「新潟 中央区防災APP」

大雨や津波、洪水で浸水したときに、その道がどのようになるのか、AR技術を用いて教えてくれます。また、170cmの身長であれば、ここまで水につかります・・・などという情報が見ることができるようになっています。洪水が起きたときのイメージができました。

2.「えちご防災ポータル、いますぐレポ!」の紹介がありました。

http://bosai.echigo-ix.jp/

これは、おすすめです。

みんなで情報を投稿し共有していくものとなります。車が脱輪してその道が渋滞しているなど、ニュースとして取り上げるには大げさですが、その道を利用する人にとっては大変便利な情報など、みんなの投稿により情報を共有するものとなっています。

3.鎌倉観光アプリ

これは、鎌倉の観光アプリ、「街めぐ」のアプリ紹介でした。開発はFUJITSU様で、始めてのアプリ開発となったそうです。アプリの開発は専門の部署ではなく、観光に興味のあるグループで作成された経緯の紹介がありました。

企業さんのアプリはすでに公開され、実用されている状態で大変すばらしいものでした。

学生部門では、長岡工業、長岡高専、新潟国際情報大学から発表がありました。

長岡高専からの発表、工学系教育アプリについては、いろいろ質問と提案がとびかいました。特に3D技術を用いた工業教育アプリについて、司会の山崎先生より、「少し前までは、3Dで画像を表示するということは大変難しい技術だったのですが、いまは簡単に開発できるので、中学生向けの教育アプリも系も是非開発してほしい」とのご意見をいただきました。

質疑応答では、なぜか、企業の人も巻き込み「工学が嫌いになるのはなぜか」という議論にまでなりました。中学生に分りやすく、数学を解説できるアプリがあれば、もっと科学や工学が好きになるのでは?

今度は、中学生向けのアプリでも作ろうかなと思いました。。。

とりあえず、中学生のみんながどういうところが理解に苦しんでいるのかを調べる必要がありそうです。。。

中学生の数学が難しいところ? > 微分の概念、複素数の概念、