トラ技ジュニア３，４月号をEEと電子制御工学科そして機械工学科の３年生に配りました。

トラ技ジュニアは２０１１年より、高専の学生を主に電気回路や科学技術に興味をもってもらう目的でＣＱ出版

より発刊されました。今年で５年目になります。本校の組込み技術者教育ＰＪとのつながりもありCQ出版様のご好意から無料でいただいております。

２月に一度発行されますが、電気回路や電子回路をあまり知らない学生でも、あるいは電気回路ってなに？と思っている人でも、読んでもらって興味を持ってもらえたらというコンセプトではじまった経緯があります。そして、なぜ本校に無料配布されているかといいますと、なんと高専生のために作ったのです。ちょっと言い過ぎかもしれませんが、CQ出版には高専出身者がたくさんおられ、トラ技Jrの担当者も高専出身です。ですから、高専生にわかりやすく、興味をもってもらえるように作られています。

少し前の、記事に面白いことが書いてありました。電気回路の中の抵抗素子の役割についての解説記事でした。抵抗の両端の電圧をVRとしてその電圧を求めなさいという、電気回路の問題のためだけに使うのではなく、電流が流れすぎないように、流れすぎて回路が壊れないように、制限するためにも使えるのです。

授業でならったこを、実際に使えるようになるには、いろいろハードルがありますが、そんな難しく考えずにぜひ、面白いこと書いていないかなーとおもって読んでもらえると、電気回路や電子回路が好きになるかもしれません。