タイへの長期インターンシップ
今日は、長期インターンシップに参加されてM5武藤さんに海外での経験をお伺いしたいと思います。
早速ですが、武藤さんタイはどうでしたか?
武「いきなり、ざっくりとした質問ですね(笑)。あたたかかったです。日本さむいですね。羽田におりて、久しぶりに寒いという経験をしました。」
日本とタイでは、冬服夏服と服がちがうので大変でしょう?
武「服はスーツでいきました。日本では、スーツを中に来てれば暖かいですし、会社ではユニホームを支給していただき着ていましたので。。困ることはありませんでした。」
タイではどんなことをされていたんですか?
武「初めの1ヶ月は、泰日工業大学でタイ語を勉強しました。この期間に、タイの文化になれることができました。」
なれる?とは具体的にどんなことですか?
武「まず気候ですね。最初の日に、今日は暑いねといったところ、『ええー今日は涼しいよ』との答えがかえってきました。でも、いまならわかりますね。なれると、日本よりとても暑い日であっても、今日は涼しいなーと思うようになりました。タイの気候は、湿度が低いので、日陰だと快適です。私はとても気候の良いときにタイで研修に参加することができました。3月1日に日本についたのですが、別れるときに『いいなー武藤は、これからタイは一番暑くなるんだ。一番気候の良いときに来て帰っていくなんて』といわれました。」
武「あと、料理にもなれました。おいしいと感じるようになりまいした。はじめは、辛い料理が得意ではなかったので、何を食べても辛かったのですが。タイの料理はおいしいですね。」
武「あと、会社での研修でしが、みんな毎週金曜日にパーティをします。お店に行って、みんなでいろいろな辛いものを頼んで食べて楽しみます。」
でも、タイはお酒が禁止されている時間がありますよね。
武「でも、金曜日夕方は別みたいです。(笑)」
コミュニケーションはどうですか?言葉は、タイ語や英語そして日本語のどれを主につかうのですか?
武「一番いいのはタイ語です。簡単なタイ語しかわかりませんが、タイ語を使うとみんな喜んでくれます。あっ、先生これどうぞタイのお土産です。」
これはご丁寧にありがとうございます。
武「おっと、左手で渡そうとしてしまいました。右手かまたは両手でお渡ししますね。」
え、それはどういうことですか?
武「タイでは、左手は不浄の手とされていて、食事や大切なものを扱うときには右手を使うのです。」
そうなんですが、タイに行くときは気をつけないといけませんね。
武「そんな厳格なものではありません。ちょっとそこのものを取ってとかは左手も使いますよ。」
マナーのような感じでしょうか、いろいろ教えていただきありがとうございます。他にもなにかありますか?
武「そうですね。やはり言葉でしょうか? タイにはタイ語という立派な言葉があるので、外国人でもタイ語を使うとかなり喜ばれますよ。タクシーや乗り物に乗るときに、『今日は暑いね』とかタイ語でいうとずいぶん印象が変わってくると思います。」
そうなんですね。でも、3ヶ月でタイ語をマスターするのは難しくと思うのですがどうですか?
「読むことはできますが、どういう意味かはまだわからないものが多いですね。たとえば、このお土産は3カ国に遊びに行こうと書いてあります。これは、発音はできますが、意味はわかりません。」
言葉の問題があると、外で食事をしたりするときは大変ですね。
「朝、昼は大学または研修先の企業で食事をとるので不自由はありません。夕食は外の屋台でとります。タイではほとんど夕食を自宅でつくることはありません。20バーツ程度で食事ができますから。」
大体70円ぐらいでしょうか。安いですね。
「日本と同じで、ラーメン屋に英語のメニューは置いてありませんよね。日本でも英語のメニューがおいてあるところは、観光客向けの高級なレストランになります。タイも同じで、英語での表記があるのは高級なところです。」
安くすませるなら、なおさらタイ語をマスターすることは大切ですね。
武「おっと、これからタイ研修の発表会にいってきます。事前に準備も必要なのでこれで失礼します。」
お忙しいところ、わざわざ訪問していただきありがとうございました。
武藤さんは、2年前のタイへの学生海外派遣研修に参加されました。それをきっかけに今回長岡高専では初のタイへの長期インターンシップへと参加されました。ぜひまたお話を聞かせてください。
どうもありがとうございました。
http://denden.nagaoka-ct.ac.jp/node/181