長岡高専防災訓練.地震体験やAED訓練も.

 10月6日、長岡高専では防災訓練が行われました。大音量による緊急地震速報(訓練)放送の

後、4号館4階で地震による火災が発生したとの想定で全教職員にはグランドへ避難するように

との放送が流れました。

 訓練の様子を視察いただいた長岡消防署川崎出張所の所員の方より、「12年前の中越地震の

ことは覚えていなくとも、4月に発生した熊本地震で同年代の学生が亡くなられたことは記憶に

あるものと思います。最近では、梅雨・台風が来ないと言われていた北海道で大きな台風被害が

発生しています。本日の訓練では、全教職員1100名の安否確認に15分という時間が必要でした。

もっともっと短くする必要があります。本日の訓練を思い起こして常に災害に備えていただきた

い。」との講評がありました。

 また、渡邉校長からは「昨年よりは集合時間が短くなっており、毎年続けることが重要です。

非難するときに、普段は気がつかないような危険箇所があるかないかもチェックしてほしい。

現実感を持って、訓練を続けていくように希望します。」とのお話がありました。

 今年は特に、地震体験車も派遣していただき、各クラスから数名ずつの学生が大きな揺れを

体験することができました。さらに体育館では、AED実施体験も行われました。安全・安心な

キャンパスライフが送れるよう、全教職員とともに学生も積極的に関わった防災訓練となりま

した。

 

(記事提供:片桐教授)