電気科学技術奨励賞受賞報告
本校のホームページ「最新の新着情報」でご覧になった方も多いかと思いますが・・・
この度、電気電子システム工学科を担当しておられる技術専門職員の神保和夫氏が、公益財団法人電気科学技術奨励会より電気科学技術奨励賞を授賞されました。奨励賞の詳細が気になる方はhttp://shoureikai.or.jp/awards/をクリックしてください。
本学科スタッフによる受賞ですので、少しだけ紹介させていただきます。本奨励賞は、昭和27年に「オーム技術賞」として発足し、平成5年から賞の公式名称を「電気科学技術奨励賞」としてその内容を充実させ、令和元年度で第67回目を迎える伝統あるものです。本奨励賞の対象者は、「電気科学技術分野に関する発明、研究・実用化、ソフトウェア開発、教育等で優れた業績を上げ、原則として職歴5年以上を有する方。」となっています。神保氏の受賞タイトルは「銅・亜鉛・錫・硫黄から電気エネルギーを創出する研究開発における教育現場での技術形成」であり、高専という教育現場において優れた業績を上げたことが高く評価され、今回の受賞につながりました。
令和元年度の奨励賞を概説すると、特選に相当する文部科学大臣賞1件、準特選に相当する電気科学技術奨励会会長賞1件を含む全体で20件・55名が受賞しました。内訳は、民間企業もしくは民間企業同士のコラボによるものが15件、民間企業と大学のコラボによるものが2件、産総研および国立情報学研究所が各1件そして長岡高専神保氏単独によるものが1件でした。
贈呈式会場とその後のパーティーのくつろいだ様子を写真から感じ取っていただければ幸いです。
(記事:片桐嘱託教授)