信州アプリコンテスト0にてNICT賞&信州大学長賞受賞
信州未来アプリコンテスト0は、今年で5回目を迎える大会です。
例年、参加者は増加し今年は全国から75件のエントリーがありました。
その中から書類審査を通過し、20チームが信州大学国際科学イノベーションセンターにて開催される信州未来アプリコンテスト0DEMO DAYにsに参加し、プレゼンテーションおよびデモを行いました。
長岡高専からは、プレラボチームが2チーム参加しました。
かれらは、矢野が代表をつとめるプレラボのプロジェクトとして、地域の企業を訪問し、AIやIOTの力で問題解決を行うプロジェクトチームのメンバーで1年生から5年生、専攻生そして技術職員や本校の先生や他大学の名誉教授の先生、そして地域の地場産業振興センターの方々を含めたプロジェクトチームです。
今回は、工場で動く自動機械のパトライトをカメラで監視し、作業者に伝える
「パトライト監視IoT」、チーム名 あなたの心のパトライト監視し隊(長岡工業高等専門学校)
EC3 鶴巻力哉くん、EE1 中倉拓哉くん、 M1 谷内詞哉くん
そして、ノギスなどの文字のデジタル表示版を読み取り、データの収集整理を目的とした
「ななせぐッ!」、チーム名 ちょっと終バス逃しました(長岡工業高等専門学校)
EC2小林歩夢くん、EE3 池上隆生くん、EC3 中川太一くん
の2チームが参加しました。
彼らは、今年度はじめからプレラボに入り、勉強会や地域の講習会の手伝いそして、企業訪問などを行い現場での問題点や現場の声を学んできました。そのような現場の問題点をしっかりと理解してその解決策を提案・開発を行いその成果発表として今回のコンテストへの参加となりました。
両チームとも、大変すばらしい発表を行いましたが、特に工場の自動機械のパトライトをカメラで読み取り、それをAIで解析し結果を作業者に伝える。パトライト監視IOTのグループの発表にが審査員からの高い評価を受けました。
これからのAIと人とのかかわりを、プレゼンテーションの中で説明し、その中で自分たちの行った部分そしてその意義を説明したのが審査員の心に響いたようです。
U18のデータ部門では、最上位の賞となる信州大学長賞を受賞しました。
また、NICT賞も受賞し起業家甲子園への挑戦権を獲得しました。このNICT賞は、ここ数年の信州アプリコンテストではNICT賞は出ておりませんでした。NICT賞の特別審査員が全国のコンテストを回り、その中でも審査員の眼鏡にかかったもののみが得られる賞となり、大変レアな賞となります。NICT賞に選ばれたチームは、2月にあるシリコンバレーでの起
大変若いチームなので、恐らく「起業したい!」という明確なマインドはな
少しズレを感じる機会もあるかもしれませんが、NICT賞に選んでいただいた、福野メンターがきっと皆さんをフォローしてくれる
と思います。自身の作品や研究成果を大きく発表できるチャンスです。また、シリコンバレーにも連れて行ってもらえるまたとない機会な
写真は、コンテストの様子や、企業訪問を行ったさいの活動の様子です。
なお、コンテストに参加したプレラボメンバーは、矢野プレラボの活動の一部で
現在も 以下のプロジェクトを継続てきに開発しているとともに、新たなプロジェクトへの取り組みを精力的に行っています。
随時メンバーを募集していますので。興味のある人は声をかけてください。
今回は、新規テーマについてコンテストの参加を行いましたが、いままでに開発したプロジェクトのメンテナンスおよび社会実装に向けての取り組みも行っています。技術の引継ぎも大変勉強になると思いますので、学びたいと思うひとはぜひ参加してください。
授業とは異なり、課題を解決するために勉強をするという、自ら学ぶ必要性を理解して学ぶということができます。
「矢野プレラボ」一覧
1.水田監視システム「Tanboo」(かれこれ5年目、H29プログラミングコンテスト優秀賞 等)
2.工場のメータ読み取り「METERAI」(DCON2019 最優秀賞等)
3.電気炉温度監視IOT
4.ネズミ捕りIOT
5.駐車場に車あるかなIOT (R01新規)
6.工場のパトライトをIOT(R01新規)
7.ノギス読み取りIOT(R01新規)
8.冷却塔温度監視IOT(R01新規)
サポートメンバー
・矢野研究室、和久井研究室の先生や先輩、技術職員の方々。
・地場産業振興センターの皆さん
・長岡技術科学大学の山崎名誉教授
・地元の企業のかたがた