ビジネスデザイン発見・発表会での受賞
12月21日に長野国際ホテルにて、ビジネスデザイン発見・発表会が開催され
プレラボチーム(指導教員 矢野)がIO-DATA賞を受賞しました。
チームメンバは
EC3 鶴巻力哉くん
EE1 中倉拓哉くん
M1 谷内詞哉くん
です。
工場で困っている人を、AIとIOTで解決したい。
という思いで集まったプレラボチームがビジネスモデル発見・発表会にてプレゼンを行い、
企業賞「IO-DATA賞」を受賞しました。
システムとしては、ESP32というCPUを積み、小型カメラが一体となったデバイスを用いて、工場のパトライトを監視し、警報が出ているときに
作業者に通知するというシステムです。
質問タイムでは、なぜAIを用いたのかという質問もでてきました。
今回の内容であれば、AIを用いず、ライトの監視センサー(フォトセンサーやCDSセル)等で解決できたかもしれません。
しかし、10年前に「これからの商品開発においてIOTを考えていないと、10年後には時代遅れの商品になる」といわれてそれから
10年がたちました。今の時代の商品開発では、「AIの利用を考えていないと、10年後には時代遅れの商品になる」と考えてもよいのではないかと思います。
他の技術でも可能ですが、あえてAIを活用できる場として、
今回の問題解決に取り組んだところが評価された気がいたします。
しかし、厳しいコメントもありました。
「あなたたちが開発している、そのモチベーションはどこにあるのか?
工場の人に使ってもらえるということもそうだが、本当にそれで起業したい。あるいは世界を変えたいという思いはあるのか?」
と懇談時に審査員からコメントをいただきました。
学校の勉強もそうですが、それを勉強して何になるのか?
あるいは、それを勉強して将来何になりたいかという思いがあるのか!
日々の生活のなかで、将来の目標あるいは目的をもって活動しているのか?
そんな疑問をぶつけられた気がいたします。審査員の方々は、名だたる企業の管理職の方々であったり
あるいはベンチャーキャピタルの方々であったりと、
世の中で起業し成功するためのノウハウを多くお持ちの方々です。
学生たちは、まだ若いので、そこまで考えていなかったというのが正直なところでしたが、
しかし、今回のコンテストにて熱い思いを持っている人達の発表を聞き、
また懇談会にて情報交換をすることで、
いままで考えたことのなかった新しい価値観を学ぶことができました。
学校で勉強しているだけでは、絶対に学べないいろいろな価値観を学ぶことができる。
コンテストに積極的に参加して、新しい価値観を学べることは、彼らの将来に大変良い影響を与えると思います。
また、12月23日に先の、コンテストで獲得したNICT賞、信州大学学長賞、企業賞の受賞報告を校長先生に行いました。
学年が1年から3年と、比較的若いチームであり、頑張っているところを評価していただきました。