音響工学研究の矢野です。

ちょっと研究の話なんかをしてみます。

皆さんレコードって知っていますか？　

最近は、サブスクリプションで曲を購入、そして携帯電話等のデジタル音源を聞く人が多いようですが、

まだまだアナログ技術も捨てたものではありません。むしろ最近ではCDなどの販売枚数よりもレコードの販売枚数のほうが

増えているそうです。

レコード盤に刻まれた溝を、レコード針で引っかくことで音を再生します。

エジソンが150年前に発明した蓄音機と原理はほとんど同じです。

電気電子システム工学科　音響工学研究では、レコードのトーンアームの音質の研究を行っています。

写真は、レコードでピックアップした信号をフォノアンプで増幅そして真空管アンプでラウドスピーカから再生しているときの様子です。

今の半導体を使ったアンプと違って、暗いところでは真空管がほんのり赤く光ります。

ちょっとノスタルジックな気分に浸りながら音の研究をしています。

皆さんも、電気電子システム工学科　音響工学研究で音の研究をしてみませんか？