日本酒 x AIRTech

新潟県と言えばお米、お米と言えばお酒、新潟県は酒蔵の数が89蔵もあり、日本一の酒蔵数だそうです。

(国税庁 平成30年度調査 清酒製造業の概況より)

そんなお酒大国、新潟県の小千谷市にある新潟銘醸様を見学させていただきました。

長岡高専との共同研究でお酒をつくるなど、私達と実は縁の深い企業様です。

http://www.niigata-meijo.com/n888flyer.asp

研究開発主任の長井様に日本酒作りの工程や設備を大変丁寧にご説明いただきました。

お酒をつくる工程のひとつ「製麹(せいぎく)」では、蒸米に麹菌をあたえて繁殖させ、麹をつくります。

製麹工程では温度を管理することが非常に重要で、温度モニタをIoT化するご相談をいただきました。

長岡高専では平成30年からAI, IoTを空気のように使いこなすエンジニアを養成する"AIRTech"教育を導入しています。

"生きた"IoTが必要な現場を見ることができる、ということでAIR Tech教育を受け始めたトップランナーである

電気電子システム工学科3年生の2名も一緒に見学させていただきました。

日本酒造り・・・私達が普段学んでいる「電気」とは遠い世界と思っていましたが、科学にもとづき現象を制御するという意味で

同じ「エンジニアリング」であり、さらに古来の技法を継承しながらも新しい酒づくりに取り組まれており、とても奥深く、面白い!と感じました。

私達が学んでいる電気の知識でもしもそのお仕事を少しでもお手伝いできるとしたらとてもやりがいのあることだと思います。

 

長岡高専では地域企業の皆さまから様々なご相談をいただいています。

電気電子分野のご相談も多く、学生に協力してもらうこともあります。

電気電子システム工学科で学んだ「電気」の技術で、企業や人々の抱える課題を解決してみませんか?