卒業式
♪ ♫「あおーげばーとおとしーわがしのおんー♫」
高専では、校歌を流します。さて、
3月19日は長岡高専の専攻科および学部の卒業・修了式が行われました。
思えば、この学年は、コロナ禍のため、見学旅行も工場見学もいけずににコロナ禍での学生生活を余儀なくされた学年です。
遠隔授業や、全国大会に出場がきまっているのに、コロナのため辞退したりと、いろいろと制限され、我慢しなければならなかったことが
多かったと思います。
学生から、卒業式の後の祝う会ってなんですか?何をする会なのですか?と聞かれました。
ここ数年間卒業式すらできないときがあったので、以前がどのように行われていたかの情報が途切れているのですね。。。
おもえば、コロナとの戦いは約3年間続いたということでしょうか・・・5年間の学生生活の半分以上ですね。。。
私が覚えている、4年前の卒業式の話をしました。
「コロナ前は卒業式では、部活の下級生が会場の外でお見送りしてくれて、花束とかを渡したりして混雑してたんだよー」
「そのあと、祝賀会(いまでいう、祝う会?)というのがあって、実験でお世話になった方とか、また学科の枠にとらわれず。
部活の恩師や授業でお世話になった先生とか、もちろん友達とかと記念撮影したり、保護者の方も参加される方も来て、
お別れの挨拶をしたんだよー、最後に楽しい時間を過ごしたんだよー」
などなど。。。コロナ前の話をしました。
話をしながら、教職員にとっては毎年の恒例行事のように行っていたので、コロナ禍で数年途絶えたとしても
また再開できるのですが、学生の皆さんにとっては一生に一回しか行われないことです。
それが、開催されなかったり制限されていたことの重大さをあたらめて感じました。
今回、マスクを外して卒業式に参加することができる。
「卒業式ではマスクを外していい」ということに、おもわず涙が出そうになりました。
ころなウイルス感染症が見直され第2類から第5類になるということが発表されました。
今まで制限されていた活動が、普通にできるようになり、停滞していた経済活動も勢いを取り戻すことでしょう。
卒業・修了して世界的で活躍することを願っています。
卒業・修了、本当におめでとうございます。