ミライエ長岡インディペンデンスクラブ

ミライエ長岡オープンしてから、1か月がたちました。

そこでオープンイベント!

インディペンデンスクラブが開催されました。

インディペンデンスクラブとは、日本中の起業のアイデアを発表し、投資家や働く仲間のミートアップを促進するイベントです。

かれこれ長岡では3回開催されています。

今回は、このイベントに長岡高専の矢野先生がパネリストとしてトークセッションに参加しました。

また、長岡高専プレラボチームが先のDCONで開発した異常音検知システムをさらにブラッシュアップして発表を行いました。。

 

イベントでは、初めに長岡市長の代理で長谷川産業政策監により、ミライエの意義とそしてその背景、実際の施設について説明が行われました。

ミライエに入っている「ごそん文庫」の意味知っていました?

お互いをと尊ぶとともに、自らもを伸ばすという互尊独尊の志より長岡の中心地にある図書館です。

もちろん、図書館といえば長岡市中央図書館があるのですが、ごそん文庫の蔵書数はその10分の1程度です。

でも、内容が違うんです。

図書館内では、飲食OKだし、話をしてもいいんです。図書館は静かにとかいう常識を打ち崩し、コミュニケーションや共同作業する場所も提供しているんです。

今日暑いから、図書館いってお昼寝しよう。。。。そんな感じじゃないですね。暑いから図書館いって誰かと話をしにいこう!こんな感じです。

その他にも、いろいろ面白い設備がいっぱいです。

とりあえず1Fホールではグランドピアノが置いてあり誰かが演奏していました。。。。カッコイイです。

 

さて、長岡インディペンデンスクラブのトークセッションでは、長岡高専の紹介とか4大学1高専があるこの長岡市で新たな産業の創出を目指した

さまざまな取り組みについて話がなされました。

矢野先生が、自己紹介のあとに、この20年の日本の経済について20年前はアメリカの一人当たりの所得を抜いていたのに、今ではアメリカの半分の所得になっていることを

グラフで紹介した後に、「この20年間日本人は怠けていたのか!」とい問題提議を行いました。

怠けてはいない、でも20年間に成功体験をした際に間違った成功体験を引きずっている。

教育・産業・そして働き方も、時代とともに新しく変化していくべきであった。それができていなかったことが大きな原因であり、

このミライエ長岡をきっかけに日本復興を考えなければならない。と話をしました。

他のパネリストも、長岡の利点やそしてこれからについて熱く討論を行いました。

さて、トークセッションの後は、長岡の若者たちによる新しい起業の2社がプレゼンを行いました。

FieldWorkdからは、小倉さんが登壇し、あぜ道を除草するための草刈りマシンがプレゼンされました。

たしかに、作物を育てるにあたって、雑草を除去している時間って80%から90%ぐらいかけているかもしれない。。。その時間が無くなればすごい画期的かも!

さらに、長岡高専プレラボチームからは、音による異常検知AIの紹介がありました。

これは、すごい技術だから売れそうですね。とか、検出精度はどれぐらいですかなど質問が飛び交いました。

インディペンデンスクラブからは、特許について調査が行われ、最近音や草刈りについて特許が多く出されていることが報告されました。

sDGsという訳ではないですが、こういった時間の有効利用につながる取り組みについて最近は全世界的に注目されていることがわかりました。

オープン1か月イベントということで、大変有意義なイベントが行われました。。。

皆さんもミライエ長岡ぜひ訪問してみてください。