23年ぶり!ロボコン大賞を受賞!!
2000年に開催された高専ロボコン「ミレニアムメッセージ」で長岡高専の「長岡猿軍団」がロボコン大賞を受賞してから23年の月日が経過しました。
コロナ禍の苦しい時代を乗り越えた2000年以降に生まれた新世代は、障害物を乗り越え、高所に設置されているフルーツに見立てたアイテムを収穫する「もぎもぎ!フルーツGOラウンド」というテーマに果敢に挑戦しました。
長岡高専からは障害物を素早く乗り越え、独立して動く2本のロボットアームをお助けアイテムとして取り付けてフルーツの回収を狙う「ダブルラリアット」が出場しました。
ダブルラリアットは一回戦・二回戦・準々決勝と2本のロボットアームが自在に動き、高所に設置されたフルーツをまるで人間のようにもぎとる度に会場を熱狂の渦に巻き込みました。そして、競技テーマのイメージに最も近い機構に挑戦し、難易度の高い2本のロボットアーム操作とチームワークが評価され、高専ロボコンで最も名誉のあるロボコン大賞を受賞しました。
今回の「ダブルラリアット」のロボコン大賞受賞にはたくさんの電気電子システム工学科の学生が関わっています。簡単にその活躍をご紹介します。
電気電子システム工学科4年 石川 颯汰さん
「ダブルラリアット」のチームリーダーとして、チームをまとめ上げるだけでなく、回路製作も担当しました。試合中は他の選手と協力し、パンタグラフの上げ下げ、試合中の戦略指揮を行いチームを勝利へと導きました。
電気電子システム工学科4年 池田 悠希さん
「ダブルラリアット」の外装を担当しました。「ダブルラリアット」の名前からイメージできるプロレスラーをロボットに描き、デザイン面でも会場を魅了しました。
電気電子システム工学科4年 小林 由佳さん
「ダブルラリアット」の回路製作を担当しました。コントローラーとロボットの通信に用いる回路の設計・製作などを担当し勝利に貢献しました。
電気電子システム工学科3年 丸山 颯太さん
「ダブルラリアット」の設計を担当しました。また、メイン操縦者として全国大会ではすべての試合でフルーツをとり勝利に貢献しました。
電気電子システム工学科では、電気に関する幅広い知識を授業や実験を通して身につける事ができます。
ぜひ、電気電子システム工学科で学んで見ませんか?
※本記事で使用している写真は電気電子システム工学科を2019年度に卒業した酒井陽太さんから提供頂きました。