専攻科特別発表会
専攻科特別発表会が開催されました。
2025年2月21日
アオーレ長岡にて第24回専攻科特別研究発表会が開催されました。
4年生から研究室に配属され、専攻科1年生については、3年間、2年生については4年間にわたって
一つの研究を行ってきました。人によっては研究テーマが変わったり、あるいは研究室が変わったりする
場合もあるかもしれませんが、20歳そこそこの皆さんが4年間の期間。いわゆる今までの人生の1/5を使った
研究期間というのは初めての体験なのではないでしょうか?
その成果を存分に発揮していただきたいと思います。
石の上にも3年という言葉がありますが、3年間一つの分野において研究してきたのであれば、それは世界でも
有数のトップエンジニア・トップ研究者だと思います。ぜひ自信をもって発表してほしいと思います。
さて、長岡高専では数年前より専攻科の研究発表会は英語で概要説明プレゼンテーションを行っています。
「え、日本で開催して、参加者も日本人が主なのにに英語で発表?」と思われるかもしれませんが、
小学校から英語を勉強してきていますのでとてもいい機会だと思います。
開式の挨拶で専攻主任の先生が「日本人の参加者が主なので、聴衆者に伝わるように英語を工夫してくださいね」
と話がありました。難しい専門用語を使う場合は、簡単な英語で補足したり、例をあげたりまたは、日本語での説明を
付け加えたり、あるいはキーとなるところに抑揚をつけたりと、聞いている人によくPRできるように工夫してほしいですね。
でも、発表直前にそんな工夫をするようにいわれても、ぶっつけ本番で工夫するなんでかなりハードルが高いですね。
ただ、みなさんキーとなる内容をスライドに記述していたり、例を付けたりと大変わかりやすい英語プレゼンテーションでした。
以前、英語を使えない人は、ただしい日本語が使えていない。
というのを聞いたことがあります、日本語は自由度が高いのでしゃべりたいことを一文にいろいろ詰めても何となく意味が伝わります。
でも、それって一つの文に一つの意味という、レポートの作文の大前提を守っていません。
そういった日本語は、英語にできないんですよね。。。。
一文一意<=ちょっと意味違いますが。。。を守ることで、英語にも簡単にできますし、意味も明確になります。
今回の英語のプレゼントですが、英語でプレゼンテーションをするために言いたいことを厳選したおかげて、
みなさんの発表は大変わかりやすかったです。
専門性の高い議論は難しいかもしれませんが、いろいろな分野の先生や学生が集まっている発表会で英語で行うことは
はとてもよかったのでなないでしょうか?
みなさん発表お疲れ様でした。