EE1 ものづくり技術実習I とEE2 電気数学

4/15(火)の7,8限はEE1の学生実験"ものづくり技術実習I"の初回ガイダンスを行いました。
実験の進め方、レポートの提出方法、シラバスの説明、成績評価についての説明をみなさん真剣に聞いてくれました。
後半は、エンジニアとして必要になる「物事の特徴を見出し、ただしく言語化する」ことに挑戦してもらいました。
3~4人のグループごとに分かれて、各班ごとに配られたちょっとおかしな写真の特徴を文章で書きだしてもらい、
それを別のグループに渡して、その文章からその写真の状況を絵として再現してもらうというゲームです。
ただしく伝えられるか?ただしく読み取れるか?ということがテーマです。
別の班に描いてもらった絵が、お題の写真に近ければ近いほどよい・・・ということになります。
言語化の難しいむずかしい何ともシュールな写真をお題としてみなさんに配りましたが、みなさん文章としてうまく表現することが良くできていました。
そのイラストたるや、グループごとの個性が大分でており、大変興味深いものになっていました。著作権があるので一般公開は控えておきましょう(笑)。
今後、様々なデータに対峙し、その特徴を見出し、報告書/論文としてまとめるということを行っていきますが、
その調子で研鑽を積んでいけばきっとよい報告書/論文がかけることでしょう。
EE1やるね!
4/16(火)の5,6限はEE2の電気数学です。
電気には"直流"と"交流"という二つの種類があります。今2年生はその"交流"について学んでいるところで、
切っても切り離せないのが、「三角関数」です。sin, cos, tanのアレです。なんで交流でsinがでてくるのか・・・・
それは発電機の構造に由来します。
これはコイルを磁界中で回転させると発電する!という"電磁誘導"という物理現象を知らなくては正しく理解できません。
今日は、発電機と基本的な構造が同じモーターを分解し、コイルと磁石が中に入っていることをみんなで見てみました(写真)。
そして、普段使っている家のコンセントから供給される電気が「交流」であることを確かめるために、
実際にオシロスコープで電圧の波形を観察してみました。
あ、ほんとにsin関数を使って表す"正弦波"になってる!
あれ? でも家のコンセントで使える電圧はよく"100V"って聞くけど、この正弦波で一番大きい電圧は約140Vもある!
あれ? それじゃ"100V"っていったい何のことなの・・・?
気になりますよね。
それはEE2の皆さんがこの先で習う「実効値」という考え方にもとづいて定義された大きさの電圧なのです。
実効値って何?
気になりますよね。
それはこの先の授業をしっかりと聞いて理解しましょう。。。。。
”知りたい!”欲を高めてください。乞うご期待!
電気って奥が深い・・・・