令和7年度 卒研中間発表会を開催しました!

10月16日(木)に令和7年度電気電子システム工学科5年生による卒業研究中間発表会を行いました。
卒業研究の途中経過について発表し、現時点で得られている結果や研究の方向性等について
ざっくばらんにたくさんの人と議論を行い、今後の研究にフィードバックをかけるという目的がこの発表会にはあります。
 
中間発表ではポスターセッション形式での発表を行っています。
A1版(84cm x 59cm)の大きさの大きめな紙に、研究に関わる背景、目的、実験方法、結果と考察等を詰め込み、
壁にかけて見に来た人に説明し、質問を受けて議論を行います。
沢山の聴衆を前に発表する口頭発表形式とちがい、比較的気軽に議論をすることができます。
 
ほとんどの5年生にとっては初めて、自分の仕事を聴衆にPRするという機会であったかと思いますが、みなさんそれぞれのスタイルで発表できてましたね。
タブレットやパソコンで動画を見せたりしている人もおり、あの手この手で工夫を凝らしていました。
また、他の研究室のクラスメートがどんな研究をしているのかにも興味深々で、質疑が活発に行われてよい雰囲気ですね。
 
この中間発表は、4年生も聴講しており今後の配属研究室を決める参考でもあり、重要なイベントとなっています。
メモをしっかりとったり、質問したりとちょっとした学会みたいでしたね。
真剣に聞いてくれて、5年生もきっと嬉しかったのでは・・・?
自分がしてきた仕事に興味をもってもらえるのはやっぱり嬉しいですよね。
 
電気電子システム工学科には9つの研究室があり、研究分野は多岐にわたります。
AIを駆使して様々な技術を社会実装している矢野先生率いる音響工学研究室から
夢のエネルギー、核融合に関する研究に取り組む内田先生率いる量子エネルギー材料工学研究室まで、実にバリエーション豊富です。
矢野先生が携わった技術は、JAXAのH3ロケットの燃料保管にも技術提供されたり、サイエンスゼロに出演したりとご存じの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 
他にも魅力的なテーマが日々研究が行われています。
興味をお持ちの方は、学園祭等でぜひ見学にどうぞ。
 
5年生は中間発表がおわって少し一息ついて・・・というわけにはいきません。
研究の集大成を発表する卒業研究発表会にむけて研究を加速させていきましょう。
今年の卒業研究発表会は令和8年の2/2~2/3に行われます。
あと3ケ月ちょっとです。
高専生活の最後のイベントの"卒研"に没頭し、研究の醍醐味を存分に味わってほしいと思います。
ファイト!