暗号化セミナー研修会開催

長岡高専では学生や教職員そして企業の皆様へ研修会を開催しています。

11月21日、22日の2日間で暗号化セミナーを開催いたしました。

講師には、ルネサスソリューションズより坂本先生、専攻科特別実験で講師を務めていただいている三浦先生です。

暗号とは、文字を入れ換える。表を使う。古代ギリシャの昔から、人は秘密を守るため暗号を考案してはそれを破ってきた。密書を解読され処刑された女王。莫大な宝をいまも守る謎の暗号文。鉄仮面の正体を記した文書の解読秘話……などなど暗号は古代から使われてきました。現在では、インターネット上の世界で暗号化技術はなくてはならないものとなっています。

暗号の歴史から、現在使われているHASHやSHA暗号について学び、その使い方をGR-SAKURAと呼ばれるマイコンボード上でプログラミングしながら実践的に学んでいきます。長い暗号をつかって、そのビットが短いと同じ数字がもう一度並んだりと、少しまえまで使われていた暗号も今のコンピュータではあっという間に破られてしまうことや、国を挙げて暗号を解読しようとすることもあるなど、、、考えた人は天才だ。。と感動しつつ。その技術を使って、暗号化し復元してみたりと使い方を学ぶことができました。

C言語の知識がないと、ちょっと理解するのはむつかしいのかもしれません。でも、暗号ってパズルみたいで面白いかも(笑い)

学生含め、企業からも多くの方にご参加いただき大変大盛況でした。講師を務めていただいた先生、またご参加いただいた方々ありがとうございました。