太陽電池における最新の研究成果を発表!!

ポスターセッションの様子

「第6回高専-TUT太陽電池合同シンポジウム」が2016年12月10日(土)~11(日)に小山高専にて開催されました。

本シンポジウムは豊橋技術科学大学平成28年度高専連携教育プロジェクトの一環として開催され、太陽電池に関する日頃の研究成果について発表が行われるものです。

本学科からは本科1年生1名、5年生4名、専攻科1年生3名、2年生1名、教員2名が発表を行いました。

従来のこのようなシンポジウムでは研究室配属された5年生以上の発表が主ですが、今回は本科1年生が研究発表を行い、ポスターセッションにおいてEE科1年生も優秀ポスター発表賞を受賞致しました。該当する研究は本校システムデザイン・イノベーションセンター(SDIC)のプレラボ活動として行っており、若いエンジニアとしての第一歩を踏み出しております。

発表タイトルは以下の通りとなっております。
ポスター発表
○CZTS薄膜太陽電池におけるフラッシュランプ照射効果
○TVT法を用いたCZTS薄膜の作製
○Cu-Zn, Cu-Sn合金ターッゲットを用いたCZTS薄膜の作製
○溶液成長法によるCdS界面層膜厚の最適化
○DCスパッタ法によるAZO窓層の最適化
○MBE装置を用いた同時蒸着および硫化連続処理によるCZTS薄膜のラマン分光測定
○MBE装置を用いたCZTS形成におけるCu2-xS形成抑制の検討
○初学者を対象としたCZTS薄膜太陽電池の作製プロセスの検討

口頭発表
○MBE装置を用いた同時蒸着および硫化連続処理によるCZTS薄膜形成
○長岡高専・太陽電池研究センターにおけるラマン分光測定