ナンヤンポリテク・インターンシップ報告会

7月24日(金)16:10よりナンヤンポリテク学生のインターンシップ報告会が開催されました。

5月から3か月間、シンガポールのナンヤンポリテク校より2名の学生が、長岡高専にてインターンシップを実施しました。3か月間の間、研究活動や英語授業への参加など様々な活動に取り組りくみ、その発表会が開催されました。

物質工学科の荒木研究室にて、インターンシップを行ったゴーミン君はCZTS薄膜太陽電池に関する研究を行いました。CZTSになにか添加物のようなものを加えていくことで発電効率をUPさせる研究を行っていました。結果は研究室の持つレコードに迫る、変換効率3.4%の太陽電池を作り上げることに成功しました。また、日本での生活を写真を交えて紹介してくれました。食べ物系が多かった気がいたします(笑)。

電気電子システム工学科の矢野研究室にて、インターンシップを行ったヴァネッサさんは耳で個人を特定するバイオメトリクスに関する研究を行いました。50人を超える被験者の耳の音響特性を測定し、それらを差異を統計的な手法を用いて分析を行いました。またAIの一種である機械学習の手法を用いて個人認証を行いました。結果1000人のユーザがいたとしても1人も間違わない高い認証精度であることや、ノイズが入ったとしても100人中1人か2人の間違いで抑えることができる認証法であることを報告しました。また、ナンヤンポリテク校の紹介や、日本での英語の授業に参加したことまた、日本文化体験良好で行った福島県のことを紹介してくれました。

海外での生活は初めてであり、日本語も話せないため不安に思っていたようですが、結果としては、多くの友達ができ、寮での生活も大変楽しくエンジョイすることができたとのことです。3か月間のインターンシップお疲れ様でした。