DCON本選で2チーム入賞

8月22日(土)に第1回全国高等専門学校ディープラーニングコンテスト2020(DCON2020)本選が開催され,長岡高専から出場した2チームが4位と9位に入賞,うち1チームは企業賞も受賞しました.
DCONは高専生のもつ「ものづくりの技術」と人工知能の研究分野で大きな成果をあげている「ディープラーニング」をかけ合わせた作品に対する事業性を競うコンテストです.
 
DCON2020本選は,当初4月に本選開催を予定していましたが感染症の影響で延期となっていましたが,無観客のオンライン開催として,モンゴルの3高専合同チームを含む出場11チームの所属校と本選会場をオンラインで結んでの開催となりました.
各チーム5分間のプレゼンテーションと3分間の質疑応答を行い,審査員から投資の価値があると判断された9チームが最終審査に残り,企業価値と投資額により順位が決定されました.
 
長岡高専から出場した2チームと,その結果は次の通りです.
 
 
○長岡高専プレラボチーム,作品名「イルカ (いるか?)」
  結果:9位入賞,企業賞受賞(アイング株式会社)
  メンバー:櫻井康貴(電子機械システム工学専攻1年)、酒井陽太(電子機械システム工学専攻1年)、中田亘(東京大学3年)、星野大海(電気電子システム工学科4年)、平田蓮(電子制御工学科4年)
  メンター:佐藤聡様(connectome.design株式会社 代表取締役社長)
  指導教員:矢野准教授(電気電子システム工学科)
 
○長岡高専視覚情報処理研究室チーム,作品名「カリスモ」
  結果:4位入賞
  メンバー:鈴木大二(電子機械システム工学専攻1年),佐藤大地(電子機械システム工学専攻2年),虎澤利樹(電子機械システム工学専攻2年),中居拓人(電子機械システム工学専攻2年)
  メンター:渋谷修太様(フラー株式会社代表取締役CEO)
  指導教員:高橋教授(電子制御工学科)
 
なお,最終審査の詳細は近日中に公式HP(https://dcon.ai/)で公開予定であり,NHK Eテレ「サイエンスZERO」での放映も予定されています.