短期留学生研究発表会

短期留学生研究発表会が開催されました。

 

発表者はシンガポールのナイヤンポリテクニックから来ているJoelくん。

3ヶ月日本で電気電子システム工学科の矢野研で行った研究成果を報告しました。

JOELさんが行った研究はなんとチョウザメのAI観察!

長岡の企業プラントフォームさんとの共同研究となります。

プラントフォームさんはアクアポニックスを個なっています。

アクアポニックスとは、水産養殖の「Aquaculture」と、水耕栽培の「Hydroponics」からなる造語で、魚と植物を同じシステムで育てる新しい農業です。

アクアポニックスの仕組みは、養殖している魚の排泄物をバクテリアが植物の栄養素に分解し、植物はそれを養分として成長します。その際、植物が天然の浄化装置の役目を果たし、綺麗になった水が再び魚の水槽へと戻るという循環型の農法です。自然界の縮図とも言えるこのシステムは、水をいっさい捨てない、換えない、そして農薬と化学肥料も必要としない、いわば水で行う有機栽培であり、サステナブルを体言する地球に最も優しい究極のエコ農業とも言われています。

ここまで、聞いて「え、それって電気電子システム工学科でやること?」と思ったかもしれません!

実は電気電子システム工学科の範囲は広いです。

また、ある先生の持論ですが、電気科だから電気だけ研究していればいい! そんな時代は終わった! いまは、あらゆる分野と電気電子システム工学科とを複合融合していかないといけない時代!

だそうです(笑)。

 

ということで、電気電子システム工学科でもチョウザメ育ててます。かわいいです。

そんなかわいいチョウザメを、今回AIが認識して追従するという研究成果を発表しました。

素晴らしい発表でした。。。