学生海外派遣研修 クアラルンプール③

学生海外派遣研修 クアラルンプール③
前回の続きになります。
見てない方は下記となります。
昨日は、夜中の3時にようやく眠れたのに、朝の早くから活動しています。
お昼は旅行会社さんに見繕っていただいた中華料理店です。
円卓に座って、一息つくと、暖かいお茶を出してくれます。ウーロン茶っぽい気がする。たぶん、そう。私はこれでいいんだけど。。。。
学生の皆さんは冷たい水が欲しいらしいです。
でも、水は注意が必要です。水道水は現地の人でも飲みません。
ガイドのケンさんいわく、田舎の方のだったら飲むかもしれませんが 水道水は飲み水ではないとのことです。
じゃあ、このレストランの水は? ケンさんいわく「ここの水は大丈夫です。」
じゃあ、このレストランの氷は? 「氷も大丈夫です。」 たぶん、かなりの高級なレストランなのかもしれません。。。
冷たい水が欲しい人?
冷たい水が欲しい人?
みんな、冷たい飲み物に飢えています。。。海外あるあるですね。
移動中はみんな、ホテルでもらったペットボトル入りの水を携帯しています。冷蔵庫にいれて冷やして持ってきた人もいますが、、、、すぐにぬるくなるでしょうね。
コンビニエンスストアとか、自動販売機が街角にあるわけではないので、冷たい飲み物を飲むのは難しいのです。
ほどなくして、グラスにたくさんの氷の入ったお水を持ってきてくださいました。
キンキンに冷えてやがるっ・・・!!
飲茶
お昼ご飯は、飲茶(やむちゃ)でした。
なにに掛けるのかわからないですが、ソースが3種類ついてきました。左からピリ辛チリソース、中華風のソース、洋風のソースでした。
私のお薦めは、ピリ辛ソース。暑い国なので、ピリ辛がおいしく感じます。
けっこうボリュームがあったのですが、意外と食べきれました。。。。おかゆ、シュウマイ、お団子とか、なにかをパリパリに揚げたもの。。。という感じで中華料理のおみせでした。
ケンさんいわく、マレーシアにはマレー系、中華系、インド系の大きく3つの人々が暮らしていて中華系のお店も多いのだそうです。
ただ、中華系のお店せにはマレー系のひとは絶対に食べに来ない、その理由は、豚の料理を扱っているからだそうです。
確かに、周りを見渡しても働いている人も中華系の顔をしているし、お客さんもそんな感じです。そして時々中国語が飛び交っています。
そういえば、お水をお願いしたときにケンさんは中国語でお願いしていた気がします。場所に合わせて言語を使い分けるのですね。。。異文化を感じます。
マレーシアでの初めての外食でしたが、みんなおいしくいただくことができました。
ツインタワー
食後は、ちゃんとレストラン内のトイレで用をたして。。。と。
さて、レストランからすぐの場所にツインタワーがあります。歩いてすぐなのでちょっと見に行きましょうという感じで、食後の運動でツインタワーを見に行きます。
ツインタワーはマレーシアのシンボルともいえるビルです。中には大きなショッピングモールがありますが、他は全部石油会社のオフィスが入っています。もちろんテナントもあるとは思いますが。。。
正式名称はペトロナスツインタワーというそうで、名前に石油会社が入っています。
左側が日本の建築会社が、右側が韓国の建築会社が作ったそうです。
こんなところでも、日本が活躍しているんだーと誇らしくなります。ちょっとだけ中も散策しましたがエアコンがガンガンに効いていて快適でした。キンキンに冷えていました。
なかはいわゆるハイブランドのショップが並んでました。一番目立つところにUNIQLOがありました。学生曰く、日本の方が安いかも。。。とのことですマレーシアではユニクロは
高級ブランドなのかもしれません。お、そういえば私のシャツもユニクロだ。。。。
国立ムスク
さて、いよいよムスクを訪問したいと思います。
マレーシアの国教となっている、国立ムスクです。観光客が中を観覧できる時間が決まっていて3時からしか入ることはできません。
じゃあ、入れない時間は何をしているの? それは礼拝をしているのです。ですので礼拝者は何時でも普通に入れます。
観光客にも人気があるので、3時前から到着して並んで入れるようになるのを待ちます。入場料が必要なわけではないのですが、
女の子はベールをかぶったりする必要があります。ガウンを借りるのに少しお金がかかります。5リンギット(200円)ぐらいだったかな?
男の子も、半ズボンやノースリーブのように肌の露出が多い服を着ている場合は、ガウンや腰巻を着る必要があります。
受付で、ドレスコードのチェックがあって、女の子たちはガウンをかぶせられます。そして髪の毛は中に入れるように指示されます。
なぜか、追加で首や髪の毛を隠すベールのようなものを着せられている子もいました。
背が高いとそうなるのかな???
こんかい男の子で半ズボンはいなかったので、男の子はみんなドレスコードのチェックなく入れました。
国立ムスク
国立ムスクは、青を基調としたタイルで飾られていてとてもきれいでした。中庭には水が流れていて、外は暑いのに建物のなかは涼しくかいてきでした??
エアコンを使っているわけではないのに、不思議です。。。天井が高いから涼しいのでしょうか?
建物としては、すごくきれいなのですが、壁や柱が細いきがします。この写真も高い天井が細い柱で支えられていますが、、、地震がきたらおれそうです。
が、実はマレーシアは地震や台風などの災害が発生しない国なのだそうです。台風はマレーシア近くの海で発生はしますが赤ちゃん台風なので問題はなく、火山もないそうです。。。そうなんだ。。。。いいじゃん。
さて、ムスクの荘厳さに感動しているところですが、ケンさんからいろいろ説明を受けました。
礼拝の時は、男性はここ、女性はここという感じで礼拝場所も決まっているそうで、女性は後ろのほうに立って礼拝するそうです。
日本では男の子も女の子も「さん」で呼びましょう。というLGBTの取り組みを行っていますが、マレーシア等ではそういったレベルではないのです。
男性が女性の恰好、またその逆の女性が男性の恰好をするだけでも法律的に処罰の対象になります。
世界にはLGBTで人権が阻害されることが問題になっている国がたくさんあるのです。
そういった本当のLGBTの背景を理解して、男の子も女の子も「さん」で呼びましょうと言っているのかな? なにも考えずにLGBTQって言われたから「さん」づけしているのかな?
海外研修に参加するとこういった文化の違いを感じられるので、考えさせられる機会となりますね。日本人はもっと考えないといけないですね。。。反省。
さて、日本のLGBTQに若干の疑問を感じながらもムスクの見学をつづけていると、ムスク内の売店で水を打っていました。500mlの水が1RM(40円)でした。安い!
ケンさんに聞くと、さも当たり前のように「ムスクには貧乏なひともお祈りに来るから、ムスク内は物が安いんですよ。政府も補助しているみたいです。」とのことです。
なんとなく、日本だと有名観光地の神社やお寺は拝観するのに結構な金額が取られ、観光地料金設定で観光地周辺は何でも高くなっているので、商売っ気のない感じに心が洗われた気持ちになりました。
アイスクリーム
ムスクをでると、外にアイスクリームやさんが営業していました。 スーパーカブで台車を引いて販売する移動アイスクリーム屋さんです。
ちょっとおもしろかったのが、台車にはイチゴ、チョコ、メロン、ミントetcのアイスクリームの絵が描いてあるのですが、売っているのは一種類のみ?!。
まあ、常識的に考えてバイクで引いて売っているのでそんな種類を豊富にできるわけがないのですが。。。。日本だと過大広告で訴えられそうです((笑))。
日本だと、多種多様な種類を扱うことで商品価値を高めたりしますが、こちらは合理性を重視していますね。アイスクリーム屋さんからも文化の違いを感じます。
なお、アイスクリームの値段は8RMだったかな? 300円ぐらい。。。ま、まあ、そんなもんか。
このあたりで、思ったのですが、マレーシアは実は食べ物とかがあまり安くないです。他のものは安いと感じることが多いのですが、日本って食べ物が安いかも。。。
つまんでみた